囲碁の対局時計の使い方
囲碁の対局時計には二つの面があり、動くのは一度に一方だけです。盤に着手したら、自分の側を押します。自分の時計が止まり、相手の時計が動き出します。時計が計るのは考慮時間だけです。持ち時間が尽きると表示は延長へ切り替わり — 秒読みの一期か、石数を伴う枠 — その方式のルールが引き継ぎます。
基本の流れ
- 黒から始める。互先では黒が先に打つので、白の時計は止まっており、黒の時計が対局の始めから動きます。
- 石を置いてから押す。必ずこの順序です。石は自分の時計が動いたまま打ち、押すことが自分の手番を終えます。
- 自分の側を押す。自分に近いボタンまたは半面が自分のものです。押すと自分の時計が止まり相手の時計が動きます — 一つの動作で両方の効果です。
- 二度押さない。誤って押すと、自分の手番なのに相手の時計を動かしてしまいます。すぐに申し出てください。審判用ツールのある時計なら時間を修正できます。
物理的にどちらの側が誰のものかは、初手の前に決めておく価値があります。スマートフォンなら自分に向いた半面です。
持ち時間が尽きたとき何が起こるか
時計は止まりません。計るものが変わります。次に見えるものは方式によります。
- 秒読み:表示が一つの一期 — たとえば 30 秒 — と残りの回数に切り替わります。一期の内に打てば満額に戻ります。超過すれば一期が一つ永久に消えます。最後の一期を超過すれば時間切れ負けです。
- カナダ式:表示は時間の枠と、打つべき石の数を示します — 10 分で 25 手。時計はその手のあいだ通しで進み、ノルマを満たすと枠が補充されます。
- フィッシャー方式:何も変わりません。延長の段階がないからです。ボーナスは初めから加算され続けていました。時計がゼロになれば負けです。
- 切れ負け:時間切れで対局は終わりです。
この移行は初心者が最も読み違えるところなので、良い時計は目に見えるだけでなく耳にも届く形で示します。
パスと対局の終わり
パスも一手です。石を置く代わりにパスし、それでも時計を押します。パスも普通の手とまったく同じように時間を使います。
慣例により、二手続けてのパスで対局が終わり、局面は地の計算に移ります。そこで時計は止めるべきです。計算は考慮時間ではなく、数分かかることもあります。Byoyomi Timer ではパスボタンが時計の面にあり、二手目の連続したパスは地の計算のために時計を止める前に確認を求めます。誤タップで対局が終わらないようにするためです。
投了は直ちに対局を終わらせ、時計の操作は要りません。ただし履歴を記録する時計なら結果を知りたがるでしょう。
実際の対局で起こること
| 状況 | どうするか |
|---|---|
| 着手せずに押してしまった | すぐに申し出る。自分の手番なのに相手の時計が動いている。打ち進めずに時間を修正する。 |
| 着手したが押すのを忘れた | 自分の時計が動き続ける。損失は自分のもので、それが受け入れられている結果である。 |
| 双方がカナダ式の石数を数え違えた | 可能なら盤から再構成し、できなければ数を合意する。だからこそ普通は必要な石を蓋から取り分けてその山から打つ。 |
| 対局中に着信があった | 時計は一時停止すべきである。再開の条件を合意してから続ける。 |
| 誤タップで一期を失った | 審判用ツールで戻す。対局をやり直さない。 |
| 時間について意見が食い違った | 大会では審判が決める。それ以外では修正を合意して続ける — 時計は対局に仕えるために存在する。 |
スマートフォンを時計として置く
端末は碁盤の横に平らに、双方の手が容易に届く位置に置きます。伝統的には対局者のあいだではなく側面です。あいだに置くと手が盤の上を横切ります。各対局者は自分に向いた半面を押します。だからこそ両方の半面は互いに逆を向いており、それぞれが自分の側を正位置で読めます。
始める前に実務的な点を確かめてください。画面が点灯し続けること(アプリがこれを行います)、読み上げが必要ならサイレントモードを解除すること、そして打つつもりの長さに足りる電池があること。3 時間のタイトル戦の設定を電池のほとんど空の端末で始めるのは良い計画ではありません。
